恵まれた時代だと言うこと

”昔は一般人には発言の権利が無かった”
そんな場もなかった

ユーチューブ
著名人、知識人たちの会話に
そんな内容を多く見かける
そして、その多くが自分たちの立場を守る
そんな護りの発言が目立つ

一部の表現者は特権意識が高いのだと
これらの発言で（今更）氣がついた

絵を描くことが好きで
広告の仕事もしていたので
特別に不自由を感じたこと無かったけれど

先日、ふと目にしたNHKドラマ

日本の植物学の父と呼ばれる牧野富太郎ですら
最初の頃は採取した植物を発表する権利がなかった
学歴が無かったために。。。

なぜ、みな平等で自由なはずなのに
一部の力を持った者だけが
その権利を得ているのか？

この仕組みができたことが謎で仕方がない
が、権力や利権が絡む。。。
そんな大人の事情なのだろう

地の時代

物質社会が崩壊しはじめ
ネットSNSが普及しはじめ
多くの人が自由に発言や表現ができる
問題も多くあるけれども

全ての人に
表現や発言の自由
その場が与えられ
たくさんの可能性が手に入りつつある

しかも、その多くが無料である

ソフト、アプリ、画像、イラスト
サーバー、公開する場、などなど

それに加え
良いも悪いもジャッジなく
好きなことを
好きに表現することもできる

技術も技法も技能も関係ない
論理も理屈も関係ない

本当に表現の幅も広がり
誰もが自由に手にすることができる

これが
どんなに素晴らしく価値があることか

広告の仕事をしていた頃は
考えられない時代を
今、生きている