佇むように在れたら理想
猛烈に変化してきたのは
私を私から引き離して
私が私になるため
朝晩はひんやりと
彼岸入りは暑さも和らぐ
秋分
昼と夜が半分半分
現実世界と
非現実世界の中間点
この世とあの世の境目
強烈な自我を相手に
とことん突っ切って
今に至る
もう十分でしょう
私自身が私に強烈だと思うし
それを承知の上
昼という現実を生きるための自我は
これまでの社会を生き抜くための強さ
でも、もうそれも必要がなくなった
あとは夜と名付けられた精神世界の存在たちに
私という自我を大人しく明け渡していく
感性豊かにこの美しい世界の日々を感じ
穏やかに静かに満たされて生きる
真我とも言う世界に佇むように在れたら理想
秋分という宇宙のゲートが開く