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奥深いのである


春から習い出した麻雀

勝つ時はめちゃくちゃ勝つのに
負ける時はめちゃくちゃ負ける

卓を囲むと
その場の雰囲気がめちゃくちゃわかる

と同時に
あれ?という私の中で
私じゃないだろう?という声を聞く

この間
めちゃくちゃビックリしたこと

順調に勝っていた
親で一局目
めちゃくちゃ勝ち続けていた

そこに声がした

そんなに勝ち続けていいのか?
場がしらけるぞ
場の空気を読めよ
みんなの気持ちも考えろ

私の中の
私ではない存在の声が
はっきりと言ってきて
ハッとした

その瞬間から
負けが始まり
負けで終わった

私の習っているのは
健康麻雀

私よりも年配の方々と
楽しくコミュニケーションしながら
麻雀をする


ランクも出るので勝ち負けもある

勝つということと
仲良くやるということ

この矛盾
この両立ってなんなんだ?


旦那に聞いたところ

勝ち続けるということは
”何人たりとも俺の前を通さない”的な世界



その発想は
男性ならではだなぁと
それがクールにできない理由は?
女性性が強いから?

そうじゃない

その数日後
ラジオで伊達公子さんの声
「世界を目指しているジュニたちへ」

その中に
私が納得する答えがあった

外側は現象
戦っているのは外側ではないし
内側の誰かでもなく

私自身の在り方だと

そんなに勝ち続けていいのか?
場がしらけるぞ
場の空気を読めよ
みんなの気持ちも考えろ

誰が力を奪っていく?

やり方はいろいろある

それができるかできないか?

それが問われるのが
私のスタンスであり、智慧で
私の中心軸だ

強さは弱さで
弱さは強さだ

強靭な精神力
孤独を抱えても
なお愛

毒にも薬にもならないモノを扱うのではなく
毒にも薬にもなるモノを扱っている

でも
深刻ぶるのは嫌だ

愚かさを兼ね備え
悪魔を兼ね備え
バカバカしさを楽しみ進む

見えない世界には
見える世界以上に
油断ならない世界でもある

智慧がいる

この表裏一体の世界を夢みて渡る智慧の力は
経験と体験、思慮深さ
そして、考えないことと楽しむこと

重ねて見える見えない世界

麻雀
奥深いのである

そして
私が見えるように
私の見えないを見ている存在が
私の上にまだまだたくさんいることを知る

うっかり
知ったようなことを言っても
すべてがお見通し
なのだろう

麻雀
楽しいのである


















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