気持ちのスタック
放置状態の庭ですが宿根草やハーブが少しづつ咲いてくれてありがたいです。日中は夏を思わせる気温ですが、朝晩の肌寒さの中にも爽やかさを感じて心地よい季節となりました。
そんな日曜日、アロマトリートメントのお客様をお迎え。月に一度のご自身のための心身のメンテナンスにアロマトリートメントを取り入れていらっしゃいます。お仕事でのお疲れに加えて、なんとなくスッキリしない心身、加えて胃腸もスッキリしていない気がしますとのこと。いくつかの香りを試していただいてリトセア、ネロリ、ラベンダー・アングスティ・フォリア、サイプレスをお選びいただきました。
少し渋みのあるシトラスフローラルな香りはトリートメントで暖められると落ち着きのある優雅で上品な香りへと変化して、施術中の私もなんとも心地のよい香りに包まれました。
鬱々とした気持ちを明るく流しながら、消化器系へも筋肉系にもアプローチを期待したブレンドです。
ですが、最初の背面のトリートメントでカウンセリングで伺っていた以上にお身体がお疲れ気味なのを感じて、もう少し違うブレンドのご提案もあったかもしれないと反省しました。
ただ、背面の施術が終わり、うつ伏せの状態から仰向けになっていただく時にすでに「下肢がフワッと軽くなっているのを感じました」と感想をいただき、施術後の表情もとても明るく、スッキリとした血色のよいお顔色で「モヤモヤが無くなってスッキリしています」との事でしたので安心しました。
身体の状態がスッキリとして滞りを感じなくなると、心も軽くなって、動きも軽やかになります。やらなきゃな…と憂鬱に思っていた事が「あ!あれやろう!」と前向きに取り掛かれたり、楽しく動けるようになったり、スムーズに取りかかれたり。
心がダメだと身体の調子も一緒にダメになり、動きも鈍くなってしまいがちですが、身体の調子が良いと気持ちや心も軽やかになり、五感もクリアになり、表情も明るく自然に笑顔になれたり、そんな事が気の巡りをよくして自分を取り巻く流れをよくするような気がします。
時にダメだなと思う時間も必要です。落ち込む時間もありますが、その時間はなるべく短めにして、後は人の手をかりて少しだけ上に引き上げてもらえると、後は自分自身の力で動けるようになります。それは例えばスタックしてしまった車を人の手の力をかりて抜け出すような、そんなすっきり感や安心感、抜け出せた感にも似ているなぁと
私自身の経験も踏まえながら最近感じます