カルマの解消
今、生きている私が
この地球での命のトップバッターだ
春に亡くなった
義理の母の遺品の中に
一つの小さなノートがあった
彼女が所属していた宗教
資格を取得するために
勉強していたと思われるノート
そこには
人に親切にする、行いを良くする
人のために祈る
そんな言葉が綴られていた
宗教に財産を注ぎ込み
自分の中の恐れの声と同居し
外側の世界の祈りで救われると信じながらも
精神を病んでしまった人だったけど
彼女の魂は
彼女を救いたかったのだろう
そのノートを見た時に
彼女の魂が果たせなかった事を
垣間見た氣がした
私の母は健在だが
父母の両祖母は12年前の夏に他界した
父方の祖母の口癖は
なんぞエエもんでも
食べさせてもらったか?
だった
彼女の口から出る
戦後の苦労話は笑い話だったけど
母親として
子どもたちを食べさせていく
苦労があったのだろうと思う
母方の祖母は
お金で苦労した人だ
借金で破産
家もなくしてしまった
詳しい話は聞いていないが
それそれの時代に
皆、生きるのに必死だったのだろうと思う
そんな彼女たちが
次の世代に望むことは
不安や心配なく
豊かに幸せになってほしい
だと思う
生きている間に果たせなかった
彼女たちの想いを繋ぐのが
今、この地球で生きている私
命のトップバッター
私自身が
先祖代々からのメッセージを
託されている
カルマの解消
一つの時代の終わり
陰極からの陽転
今、私は幸せに満たされて生きている
ここまで繋いでくれた命に感謝して
今日も生きる
ありがとう