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植物同定実習


美濃市にて
植物同定実習に参加しました
ろうきん森の学校 森工塾
植物図鑑と森を歩く ~植物同定実習~

1時間ほどの植物の葉などの
簡単な座学のあとに

突然の
箸作り実習に驚く

まずは山へ材料取り
生木を使います

私は
榊と非榊の対に
植物同定実習参加したのに
すでに名前を忘れてしまった(汗)
桜の枝

箸作りに使うので
細さと、長さと真っ直ぐさ
あと、硬さも考慮して選んでみました

箸作りはとっても簡単
だけど真剣!

こんな感じです
榊の枝が少し内巻きになっているのが
ちょっとネックとなりましたが
桜のお箸が気に入りました

みなさんが作ったお箸を並べると
それぞれに個性があって
かわいいです

生木なので
乾燥して形の変わりやすい子
変わりにくい子もいます

箸作りと称して
植物の見分けができる面白さ

体験を通じて学ぶ
なるほどぉと思いました
とっても楽しい!

そしてお昼ご飯は朴葉寿司
朴葉の香りがご飯に移り
香りが楽しめて幸せです

もちろん
先程作った愛おしいマイ箸で食します

緑に囲まれながらのお食事
本当に美味しくて幸せです

しかも、手作り釜戸でのご飯
贅沢です

午後からは
雨の中 少しだけ山を散策し
木々のお話も聞きながらの
木の枝採取


講師|岐阜県立森林文化アカデミー|柳沢直先生

図鑑を用いて
採取した枝を調べる課題です

私が渡された枝葉には
the・葉っぱ!

という…葉っぱ代表みたいな葉が付いています

見たことあるような
親しみがあるような
知ってるような

そんな葉を
植物図鑑の検索ポイントに当てはめながら調べます

スダジイとツブラジイと迷いながらも
ツブラジイと確信

正解でした

普段はまじまじと見ない
枝から葉っぱの特徴も
細かく観察する事で見えてくる違い

こっちにしてみたら
the・葉っぱかもしれないけど

植物にしてみたら
どれも違う一つ一つ

普段の生活の中で必要か?
といえば
実はそんなに必要ではないであろうけどね

ただ
一つ一つの植物を知ることで
環境の分析ができること
そのためには
数多くの植物を覚えること

似たような植物を覚えるには
繰り返し植物に触れること
観察する好奇心

でも
やっぱりそんなに普通の生活に
役立つか?というとそうでもないんですよね

私のアロマテラピーと
この植物同定にどんな繋がりがあるのか?

それも
正直わかりません
というか
なんとなく感覚的には掴んでいるのだけど
今はうまく言葉にできない自分です

ただ、確実に言えるのは
点と点とが線になる時がくる

何かしらは繋がっているんですよね
植物という大きなくくりもそうですが
アロマテラピーと植物
人と植物の関わり

去年からはじめている
根の上高原での
森と香りの講座でも
森と人、香りで繋げたいと思っているので
そんな活動もしていますし

今回のお話の中でも
繋がる事は沢山ありました

植物の葉っぱ一つ
枝一つにしても
それぞれに個性があって
植物の都合があって
生きるため
生き残るための知恵があって
そうなんだ!という
驚きや発見が沢山あって

面白かった!

結局、そこに尽きるんですけど
そして、植物凄いなぁと
ただただ感動でした

だから
植物とアロマテラピー
森と香り
人と自然

そんな事を繋げられる
アロマテラピーの活動を今後もしていきたい
そう思っています

本当にわかりやすくて
楽しく面白い講座でした

午後から雨でしたが
緑の香りの中
大人の余裕が漂う
ゆったりとした時間も心地よい
そんな時間でもありました

あとね
植物の種類を覚える事
ただただ、ひたすら繰り返し
知ってる人に聞きながら
自分で覚えようと思って覚えるしかない

でも
人は本来
なんだか知らないけど
植物を大まかな感じで見分ける能力がある

というお話も印象的でした

感覚的な事もありながらも
覚えていく事
その辺りは
なんだか匂いの事にも通じるなぁと

そして

こどもの頃に
学校帰りの寄り道で歩いていた小道の
コナラの落ち葉も

図鑑を開かなくても
ふっと差し出された時に
懐かしいような

あ!君知ってるよ!というような
感覚的に葉っぱと通じる何かがある

たまらない淡い感覚も
なんだか好きです

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